通夜の挨拶例文|受付・開式・閉式で喪主が話すべき内容と失敗しないコツ

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2026年3月25日

通夜の挨拶例文|受付・開式・閉式で喪主が話すべき内容と失敗しないコツ

大切な方を亡くされた悲しみの中、「喪主として何を話せばいいのか分からない」という不安を抱えていらっしゃる方は少なくありません。通夜の挨拶は、多くの方にとって人生で初めての経験であり、緊張や戸惑いを感じるのは当然のことです。しかし、基本的な構成と例文を知っておくだけで、心を込めた挨拶ができるようになります。

この記事では、通夜の挨拶で喪主が話すべき内容を場面別に解説し、すぐに使える例文と失敗しないためのコツをお伝えします。

通夜の挨拶例文の基本

通夜の挨拶で大切なのは、立派な言葉を並べることではなく、感謝の気持ちを誠実に伝えることです。ここでは、挨拶を成功させるための基本的なポイントを押さえておきましょう。

挨拶の長さの目安

通夜の挨拶は、1~2分程度、文字数にして300~600字が適切な長さです。これより短いと素っ気ない印象を与え、長すぎると参列者の負担になってしまいます。特に高齢の参列者が多い場合や、立ったままお聞きいただく場面では、簡潔さを心がけることが大切です。

挨拶の長さは場面によっても異なります。受付での挨拶は一言程度で十分ですが、閉式時の挨拶は故人への想いや感謝を含めるため、やや長めになっても問題ありません。時計を見ながら練習し、実際の所要時間を確認しておくと安心です。

話し方と声の調整

通夜の挨拶では、ゆっくりと落ち着いた口調で話すことが基本です。緊張すると早口になりがちですが、意識的に間を取りながら話すことで、聞き取りやすく、心のこもった印象を与えることができます。声の大きさは、会場の広さに合わせて調整しましょう。小さすぎると聞こえにくく、大きすぎると厳かな雰囲気を損なう可能性があります。

マイクを使用する場合は、口元から拳ひとつ分ほど離した位置を保つと、声が割れずに自然な音量で伝わります。事前に葬儀社のスタッフにマイクの位置を確認しておくと、本番での戸惑いを防げます。

姿勢と目線の注意点

挨拶をする際は、背筋を伸ばし、前かがみにならないよう意識しましょう。視線は参列者全体を見渡すようにし、特定の方だけを見つめ続けないことが大切です。ただし、悲しみの中で目線を上げることが難しい場合は、やや下を向いたままでも失礼にはあたりません。

手の位置は、男性の場合は体の前で軽く組むか、体の横に自然に下ろします。女性の場合は、両手を前で重ねるのが一般的です。原稿を持つ場合は、胸の高さで持つと読みやすく、姿勢も崩れにくくなります。

原稿とカンペの準備方法

通夜の挨拶で原稿を読むことは、まったく問題ありません。むしろ、悲しみの中で記憶だけを頼りに話すよりも、原稿を用意しておく方が安心です。原稿は大きめの文字で書き、読みやすいように行間を広くとりましょう。

原稿を作成する際のポイントは、話し言葉で書くことです。書き言葉をそのまま読むと、堅苦しく不自然な印象になってしまいます。また、重要な部分には印をつけておくと、読み飛ばしを防げます。本番前に必ず声に出して練習し、読みにくい箇所がないか確認しておきましょう。

基本的なポイントを押さえたところで、次は実際にどのタイミングで挨拶をするのか、場面ごとの具体的な例文を見ていきましょう。

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通夜の挨拶例文のタイミングと場面

通夜には複数の挨拶の場面があり、それぞれ伝えるべき内容が異なります。場面に応じた適切な挨拶を知っておくことで、戸惑うことなく対応できます。

受付での挨拶例文

受付では、弔問に来てくださった方への感謝を簡潔に伝えます。長い挨拶は必要なく、一言二言で十分です。喪主自身が受付に立つことは少ないですが、受付を通りかかった際や、親しい方が来られた際には声をかけることがあります。

受付での挨拶例文

  • 「本日はお忙しい中、お越しいただきありがとうございます」
  • 「足元の悪い中、ご参列いただき恐れ入ります」
  • 「○○がお世話になりました。本日はありがとうございます」

受付での挨拶は、相手の顔を見て、ゆっくりと頭を下げながら行います。涙で言葉が出ない場合は、深くお辞儀をするだけでも、感謝の気持ちは十分に伝わります。

閉式時の挨拶例文

閉式時の挨拶は、通夜の中で最も重要な挨拶です。参列への感謝、故人の人柄や思い出、翌日の告別式の案内などを含めます。この挨拶が、参列者の心に残る通夜の締めくくりとなります

「本日はお忙しい中、亡き父○○の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございました。皆様から温かいお言葉をいただき、遺族一同、深く感謝申し上げます。父は、仕事一筋で家族を支えてくれた人でした。最期は家族に見守られながら、穏やかに旅立ちました。なお、明日の告別式は午前10時より、こちらの会場にて執り行います。ささやかではございますが、別室にお食事をご用意しております。お時間の許す方は、ぜひ故人の思い出話などお聞かせいただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました」

通夜振る舞い開始時の挨拶例文

通夜振る舞いとは、通夜の後に参列者に食事やお酒をふるまう席のことです。この席での挨拶は、改めて感謝を伝え、故人を偲ぶ時間の始まりを告げる役割があります。献杯の発声を行うこともあります。

「皆様、改めまして本日はありがとうございました。ささやかではございますが、お食事をご用意いたしました。どうぞお召し上がりいただきながら、故人の思い出話などお聞かせください。それでは、故人を偲び、献杯させていただきます。献杯」

通夜振る舞いの献杯は、祝いの席とは異なり、静かに杯を掲げるだけで、杯を合わせることはしません。また、「乾杯」ではなく「献杯」という言葉を使うことに注意しましょう。

場面ごとの例文を確認したところで、次は挨拶に盛り込むべき内容の具体的な構成要素について詳しく見ていきましょう。

通夜の挨拶例文に含めるべき内容

通夜の挨拶は、いくつかの要素を組み合わせることで完成します。それぞれの要素の意味と伝え方を理解しておくと、自分の言葉で挨拶を組み立てられるようになります。

哀悼の意の表現方法

哀悼の意とは、亡くなった方を悼み、悲しむ気持ちのことです。喪主の立場では、参列者に対して哀悼の意を受け止める側になりますが、挨拶の中で故人への想いを伝えることも哀悼の表現となります。

「父の突然の旅立ちに、未だ信じられない思いでおります」「母がいなくなった実感が湧かず、悲しみの中におります」など、率直な気持ちを言葉にすることで、参列者の心にも響く挨拶になります。ただし、あまりに感情的になりすぎると、式の進行に支障をきたす場合があるため、適度に抑えることも必要です。

故人との関係の伝え方

挨拶の中で、自分と故人との関係を明確に伝えることは重要です。特に、参列者の中には遺族の顔ぶれをご存じない方もいらっしゃるため、「長男の○○でございます」「妻の○○でございます」など、冒頭で名乗ることをお勧めします。

故人との関係の伝え方の例

関係呼び方例文
親が亡くなった場合父、母「亡き父○○の長男でございます」
配偶者が亡くなった場合夫、妻、主人、家内「故人の妻でございます」
子が亡くなった場合息子、娘「○○の父親でございます」
兄弟姉妹が亡くなった場合兄、姉、弟、妹「故人の弟でございます」

参列者への感謝の伝え方

参列者への感謝は、通夜の挨拶の中で最も重要な要素です。忙しい中、また突然の知らせにもかかわらず駆けつけてくださったことへの感謝を、心を込めて伝えましょう。

感謝の言葉は、単に「ありがとうございます」と言うだけでなく、具体的な状況に触れると、より心のこもった印象になります。「ご多忙の中」「お足元の悪い中」「遠方より」など、参列者の状況を踏まえた言葉を添えることで、一人ひとりへの感謝が伝わります。

今後の案内の伝え方

通夜の挨拶では、翌日の告別式や通夜振る舞いの案内を含めることが一般的です。参列者が次の行動を把握できるよう、時間と場所を明確に伝えましょう。

今後の案内に含める情報

  • 告別式の日時と場所
  • 通夜振る舞いの有無と場所
  • 火葬への参列についての案内(近親者のみの場合はその旨を伝える)

案内を伝える際は、「なお」「また」などの接続詞を使って、本文からスムーズにつなげましょう。最後に再度感謝の言葉で締めくくると、まとまりのある挨拶になります。

挨拶に含めるべき内容を理解したところで、次は実際にそのまま使える具体的な例文を見ていきましょう。

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通夜の挨拶例文集

ここでは、喪主がそのまま使える実践的な例文を場面別にご紹介します。ご自身の状況に合わせて、言葉を置き換えながらご活用ください。

喪主用受付の短い例文

受付で参列者にお会いした際に使える、短い挨拶の例文です。深くお辞儀をしながら、一言添えるだけで十分です。

「本日はお越しいただき、ありがとうございます。父も喜んでいることと思います」

「お忙しいところ、恐れ入ります。生前は大変お世話になりました」

受付では長い挨拶は必要ありません。むしろ、後ろに並んでいる方への配慮として、簡潔に済ませることが大切です。感謝の気持ちは、言葉の長さではなく、心を込めた態度で伝わります。

喪主用閉式の簡潔例文

閉式時の挨拶は、故人の人柄に触れながらも簡潔にまとめた例文です。翌日の案内と通夜振る舞いへの誘導も含んでいます。

「本日は亡き母○○の通夜にご参列いただき、誠にありがとうございました。母は先週、○○歳の生涯を閉じました。晩年は病と闘っておりましたが、最期は苦しむことなく、家族に見守られながら穏やかに旅立ちました。皆様からいただいた温かいお言葉に、遺族一同、深く感謝申し上げます。なお、明日の告別式は午前10時より、こちらの会場にて執り行います。また、別室にてささやかながらお食事をご用意しております。お時間の許す方は、どうぞお立ち寄りいただき、母の思い出話などお聞かせいただければ幸いです。本日は誠にありがとうございました」

家族葬向け省略例文

家族葬や少人数での通夜では、形式にこだわりすぎない、より自然な挨拶が適しています。親しい方々だけの場だからこそ、飾らない言葉で感謝を伝えましょう。

「本日は父のためにお集まりいただき、ありがとうございます。家族だけでの見送りをと考えておりましたが、父と親しくしてくださった皆様にも来ていただけて、本当にありがたく思います。父は皆様に囲まれて、幸せだったと思います。形ばかりではございますが、お食事をご用意しております。どうぞゆっくりしていってください」

家族葬では、堅苦しい敬語よりも、故人との思い出を語り合えるような温かい雰囲気を大切にしましょう。形式にとらわれず、自分の言葉で話すことが、かえって心に響く挨拶になります。

例文を参考に挨拶の準備ができたら、次は本番で失敗しないためのコツを確認しておきましょう。

通夜の挨拶例文の失敗しないコツ

どれだけ準備をしても、本番では予期せぬことが起こる可能性があります。ここでは、緊張や失敗への対処法、宗教への配慮など、知っておくと安心なコツをご紹介します。

緊張を和らげる準備法

人前で話すことに慣れていない方にとって、通夜の挨拶は大きなプレッシャーになります。しかし、適切な準備をすることで、緊張を大幅に和らげることができます。

緊張を和らげるための準備

  • 原稿は必ず用意し、読んでも問題ないことを認識する
  • 本番前に最低3回は声に出して練習する
  • 深呼吸を3回行い、肩の力を抜く
  • 水分を取り、喉を潤しておく
  • 挨拶の直前に、一度大きく息を吐き出す

緊張は完全になくす必要はありません。適度な緊張は、真剣に取り組んでいる証拠であり、参列者にも誠意が伝わります。「完璧に話さなくてもいい」と自分に言い聞かせることも、緊張を和らげる有効な方法です

言い間違い時の対処法

本番で言い間違いをしてしまった場合、慌てずに対処することが大切です。小さな言い間違いは、そのまま続けても問題ありません。参列者は、細かい言葉遣いよりも、喪主の誠実な姿勢を見ています。

大きな言い間違いをした場合は、「失礼いたしました」と一言添えて、落ち着いて言い直せば大丈夫です。途中で言葉に詰まった場合は、一度原稿に目を落とし、ゆっくり深呼吸をしてから続けましょう。沈黙が数秒続いても、参列者は温かく見守ってくださいます。

宗教・式次第への配慮

通夜の挨拶は、宗教や宗派によって適切な表現が異なる場合があります。特に注意が必要なのは、宗教によって使ってはいけない言葉や、推奨される表現がある点です。

仏式の場合、「冥福をお祈りします」という表現は浄土真宗では使いません。浄土真宗では、故人はすぐに極楽浄土へ往生すると考えるため、「お悔やみ申し上げます」や「ご冥福」ではなく、「哀悼の意を表します」などの表現が適切です。神式やキリスト教式では、「成仏」「供養」「冥福」といった仏教用語は避けましょう。

不安な場合は、事前に葬儀社の担当者や僧侶に確認することをおすすめします。宗教的なマナーを守ることで、参列者にも故人にも礼を尽くした挨拶ができます。

代理挨拶への切り替え方

悲しみが深く、喪主自身が挨拶をすることが難しい場合は、代理の方に挨拶をお願いすることも可能です。代理を立てることは、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、無理をして倒れてしまうよりも、適切な判断といえます。

代理挨拶を依頼する場合は、故人との関係が近い親族(喪主の配偶者、兄弟姉妹、成人した子どもなど)にお願いするのが一般的です。代理の方には、事前に原稿を渡し、内容を確認してもらいましょう。代理挨拶の冒頭では、「喪主に代わりまして、ご挨拶申し上げます」と一言添えます。

葬儀社のスタッフが司会として挨拶を代読してくれる場合もあります。体調や精神状態に不安がある場合は、遠慮なく葬儀社に相談してください。

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まとめ

この記事では、通夜の挨拶で喪主が話すべき内容を場面別に解説し、受付・開式・閉式・通夜振る舞いそれぞれで使える例文をご紹介しました。挨拶の基本は1〜2分程度の長さで、参列への感謝、故人への想い、今後の案内を含めることです。原稿を読むことは問題なく、緊張した場合も深呼吸をして落ち着いて対処すれば大丈夫です。

大切な方を亡くされた悲しみの中で、喪主としての役割を果たすことは、心身ともに大きな負担となります。しかし、あなたが心を込めて伝える感謝の言葉は、必ず参列者の心に届きます。完璧である必要はありません。故人への想いと、集まってくださった方々への感謝を、ご自身の言葉で伝えていただければ、それが何よりの挨拶となります。

葬儀費用の不安解消と安心できる葬儀の実現には、明確な料金体系と充実したサポート体制の両立が求められます。「ちゃんとしたお葬式」では、必要なものが全て含まれた定額プランをご用意しております。参列者によって変動するおもてなし費用や式場利用料以外には追加料金を一切いただかず、明瞭な料金でご家族に寄り添います。大切な方とのお別れを心穏やかに迎えていただくため、葬儀に関するご相談はこちらから無料でお問い合わせください。

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