喪主がやることリスト完全版|逝去直後から葬儀後までの手順と準備

  • 葬儀・葬式の基礎知識

2026年1月30日

喪主がやることリスト完全版|逝去直後から葬儀後までの手順と準備

家族が亡くなったとき、喪主として数多くの手続きや段取りを担う必要があります。悲しみの中でも期限のある手続きや葬儀の準備を進めなければならず、何から始めればよいか不安に感じる方も多いでしょう。本記事では、逝去直後から葬儀後、さらには相続手続きまで、喪主が実際に行うべきことを時系列に沿って詳しく解説します。

喪主がやることリスト(臨終から葬儀前の手続き)

家族が亡くなった直後から葬儀までの数日間は、喪主として対応すべき手続きが集中します。悲しみの中でも冷静に対応するために、やるべきことを順序立てて把握しておくことが重要です。

死亡診断書の受け取り

病院や施設で亡くなった場合、医師から死亡診断書(または死体検案書)を受け取ります。この書類は死亡届の提出や火葬許可証の取得、生命保険の請求など、後のあらゆる手続きで必要となる重要な書類です。

死亡診断書は原本が必要となる場面が多いため、受け取ったらすぐに複数枚コピーを取っておくことをおすすめします。葬儀社に渡す前にコピーを取っておけば、並行して進める手続きがスムーズになります。ただし、不正な目的でコピーしたものを使用することは違法であるため、使用する際は注意が必要です。

自宅で亡くなった場合は、かかりつけ医や警察医による確認が必要になることもあります。状況によって対応が異なるため、落ち着いて指示を受けながら進めましょう。

遺体の搬送と安置の手配

病院や施設で亡くなった場合、遺体を自宅または葬儀社の安置施設に搬送する必要があります。病院では長時間の安置ができないため、速やかな搬送手配が求められます。

葬儀社に連絡すれば、24時間体制で遺体の搬送から安置までを一貫して手配してくれます。自宅に安置する場合は、遺体を安置するスペースの確保や、ドライアイスなどの保冷措置の準備が必要です。自宅での安置が難しい場合は、葬儀社の安置施設を利用することもできます。

搬送の際には、搬送先の住所や連絡先を正確に伝えることが大切です。また、搬送距離によって費用が変動する場合もあるため、事前に確認しておくと安心です。

葬儀社への依頼と見積もり確認

遺体の搬送と並行して、葬儀社との打ち合わせを開始します。葬儀の規模や形式、会場、日程などの基本的な内容を決定し、見積もりを確認します。

葬儀社を選ぶ際には、プラン内容と料金体系の明確さを重視しましょう。含まれるサービスの範囲や追加料金の有無、支払い方法などを詳しく確認することで、後のトラブルを防ぐことができます。複数の葬儀社から見積もりを取って比較することも有効です。

打ち合わせでは、葬儀の形式(一般葬、家族葬、直葬など)、宗教・宗派の確認、参列予定人数の目安、式場の選定、日程調整などを決めていきます。わからないことがあれば遠慮なく質問し、納得した上で契約を進めることが大切です。

訃報の伝え方と親族の取りまとめ

逝去の連絡は一般的に、親族、友人、故人の職場などに順次行います。連絡の優先順位は、親族、特に近い血縁者から始め、その後に友人や知人、職場関係者へと広げていきます。

訃報の連絡では、逝去の日時、葬儀の日程や場所が決まっている場合はその詳細、参列のお願いなどを伝えます。葬儀の詳細が未定の場合は、まず逝去の事実のみを伝え、詳細は後日改めて連絡する旨を伝えておくとよいでしょう。

連絡手段は、近親者には電話で直接伝え、その他の方々にはメールやSNSなども活用できます。連絡した相手と内容を記録しておくことで、後の連絡漏れや重複を防ぐことができます。

遺影や必要書類、遺品の確認と保管

葬儀で使用する遺影写真を選定します。故人の人柄が表れた、明るく自然な表情の写真を選ぶとよいでしょう。デジタルデータでもプリント写真でも対応可能で、葬儀社が引き伸ばしや加工を行ってくれます。

また、今後の手続きに必要な書類や印鑑、通帳、保険証券などの重要書類を確認し、安全な場所に保管しておくと良いでしょう。故人の年金手帳や保険証、免許証、パスポートなどの身分証明書も集めておきましょう。

遺品の中には貴重品や重要書類が含まれている可能性があるため、整理は慎重に行います。相続に関わる可能性のある書類や通帳、印鑑、契約書類などは、一か所にまとめて管理することで、後の手続きがスムーズになります。

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喪主がやることリスト(通夜と葬儀当日の進行)

通夜と葬儀・告別式の当日は、喪主として多くの場面で対応が求められます。式の進行や参列者への対応、僧侶への挨拶など、役割を理解して臨むことが大切です。

式場での最終確認と式次第の確認

通夜や葬儀の開始前には、式場で葬儀社のスタッフと最終確認を行います。式次第の流れ、席次、焼香の順番、受付の配置、会葬礼状や返礼品の準備状況などを確認します。

供花や弔電の並び順、喪主の挨拶のタイミング、出棺の流れなど、細かい部分まで確認しておくことで、当日の不安を軽減できます。式次第を書面で受け取り、流れを把握しておくことで、落ち着いて式に臨むことができます。

また、親族控室の場所や参列者用の待機スペース、トイレの場所なども確認し、必要に応じて案内できるようにしておくとよいでしょう。

僧侶や宗教者への挨拶とお布施の準備

僧侶や神職、牧師などの宗教者が到着したら、喪主として挨拶を行います。通夜や葬儀を執り行っていただくことへの感謝の気持ちを伝えましょう。

お布施は、通夜や葬儀の読経に対する謝礼として準備します。金額は地域や宗派によって異なりますが、一般的には通夜と葬儀を合わせて15~30万円程度が目安とされています。葬儀社に相場を確認することもできます。

お布施は奉書紙や白封筒で包み、葬儀後や式の前後の適切なタイミングで直接僧侶に渡すのが一般的です。渡すタイミングについても葬儀社に相談しておくと安心です。

受付運営と香典の管理方法

受付は親族や友人に依頼することが多いですが、喪主として受付の流れや香典の管理方法を把握しておくことが重要です。受付係には、芳名帳への記帳案内、香典の受け取り、会葬礼状や返礼品の渡し方などを事前に説明しておきます。

香典は受付で受け取った後、金額と氏名を記録し、安全に保管します。後日の香典返しや会計報告のため、芳名帳と香典袋の内容を照合しながら整理することが大切です。

受付での対応が円滑に進むよう、受付係との事前打ち合わせと役割分担を明確にしておきましょう。また、高額な香典を預かる場合は、保管場所のセキュリティにも配慮が必要です。

喪主の挨拶準備と当日の振る舞い

喪主は通夜や葬儀・告別式の中で、参列者に向けて挨拶を行います。挨拶の内容は、参列への感謝の言葉、故人の人柄や思い出、遺族としての決意などを簡潔にまとめます。

挨拶の長さは2~3分程度が目安で、あまり長くならないよう注意します。事前に文章を準備し、何度か声に出して練習しておくと、当日も落ち着いて話すことができます。緊張する場合は、メモや原稿を手に持って読み上げても問題ありません。

当日の振る舞いとしては、参列者への挨拶や御礼、焼香の先導など、喪主としての役割を一つ一つ丁寧にこなすことが大切です。参列者に感謝の気持ちを伝える姿勢を忘れずに、故人を送る儀式を進めましょう。

出棺と火葬での喪主の役割と遺骨の受け取り

告別式が終了すると、出棺の儀式に移ります。喪主は、参列者への最後の挨拶を行います。出棺時には、参列者に見送られながら霊柩車へと棺を運びます。

火葬場では、火葬許可証を提出し、火葬が行われます。火葬には通常1~2時間程度かかり、その間は控室で待機します。火葬が終わると、遺骨を拾う「骨上げ」の儀式を行います。

骨上げでは、喪主から順に、二人一組で箸を使って遺骨を骨壷に納めていきます。火葬終了後に埋葬許可証を受け取ることを忘れずに行いましょう。この埋葬許可証は、後日納骨する際に必ず必要となる書類です。

喪主がやることリスト(葬儀後の手続きと法要準備)

葬儀が終わった後も、喪主として行うべき手続きは多く残っています。精算や役所での手続き、法要の準備など、期限のあるものから順に対応していきましょう。

葬儀代の精算と会計報告

葬儀後、葬儀社との費用の精算を行います。見積もり時に提示された金額と実際の費用に相違がないか、追加料金が発生していないかを確認します。領収書や明細書は必ず保管しておきましょう。

香典として預かった金額と葬儀費用を照合し、親族に対して簡単な会計報告を行うことも大切です。香典帳に記録された金額と実際の金額が一致しているか確認し、収支をまとめておきます。

葬儀費用の領収書や香典帳は、相続税の申告や確定申告で必要になる場合があるため、大切に保管してください。相続財産から葬儀費用を控除できるケースもあるため、税理士に相談する際にも役立ちます。

役所での死亡届や年金・保険の手続き

死亡届は、多くの場合葬儀社が代行して提出してくれますが、喪主として提出状況を確認しておきましょう。死亡届の提出後、火葬許可証や埋葬許可証の発行を受けます。

故人が年金を受給していた場合、年金事務所への届出が必要です。国民年金は死亡後14日以内、厚生年金は10日以内に、各機関の関係窓口で必要書類を提出します。未支給年金がある場合は、遺族が請求することができます。ただし、未支給年金の受給権には消滅時効が法律で定められており、被相続人の年金支払日の翌月の初日から起算して5年を過ぎた場合は受け取ることができないため注意が必要です。

健康保険の資格喪失届も重要な手続きです。国民健康保険の場合は市区町村役場に、社会保険の場合は勤務先に提出します。また、介護保険被保険者証や後期高齢者医療被保険者証も返却が必要です。各種保険証は速やかに返却することで、不正利用のリスクを防ぐことができます。

香典返しの手配と礼状の出し方

香典返しは、通夜や葬儀で香典をいただいた方へのお礼として、四十九日法要後に贈るのが一般的です。香典の金額に応じて、半返し~三分の一程度の品物を選びます。

香典返しの品物には、お茶、海苔、タオル、洗剤など、消耗品や日用品が選ばれることが多いです。カタログギフトを利用する方法もあります。香典返しには、挨拶状を添えて感謝の気持ちを伝えます。

会葬礼状は葬儀当日に渡すことが多いですが、後日改めて礼状を送る場合もあります。香典帳を基に送り先リストを作成し、漏れがないよう確認することが大切です。葬儀社や専門業者に依頼すれば、香典返しの手配から発送まで一括で対応してくれます。

四十九日など法要の手配と日程調整

四十九日法要は、故人の冥福を祈る重要な法要です。喪主として、僧侶の手配、会場の予約、参列者への案内、お斎(会食)の準備などを行います。

法要の日程は、実際の四十九日目に合わせるのが理想ですが、参列者の都合を考慮して、直前の土日に設定することも一般的です。僧侶や会場の予約は早めに行い、参列予定者には1か月前を目安に案内状を送ります。

法要では、読経や焼香、喪主の挨拶、お斎での会食という流れが一般的です。参列者の人数を把握し、会場やお斎の手配を適切に行うことで、スムーズな法要の進行が可能になります。

納骨・墓地の準備と位牌・仏壇の整え方

納骨は、四十九日法要に合わせて行うことが多いですが、家族の事情や準備状況によって時期は調整できます。墓地がすでにある場合は、石材店に連絡して納骨の日程を調整します。

新たに墓地を購入する場合は、霊園や寺院墓地を選定し、墓石の手配を行います。納骨の際には埋葬許可証が必要となるため、火葬場で受け取った書類を大切に保管しておきましょう。

自宅に仏壇を設ける場合は一般的に、仏壇と位牌を購入します。位牌には故人の戒名や俗名、命日などを記します。仏壇の入魂式(魂入れ)を僧侶に依頼し、日々の供養の場を整えることで、故人を偲ぶ環境が整います。

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喪主がやることリスト(事前準備・マナーと役割分担)

喪主としての役割を円滑に果たすためには、事前の準備や基本的なマナーの理解、家族との役割分担が重要です。いざという時に慌てないための備えを整えておきましょう。

事前に決めておくべき喪主の役割と連絡先リスト

家族が高齢や病気の場合、あらかじめ喪主を誰が務めるか、葬儀の希望や連絡先リストを整理しておくことが望ましいです。喪主は配偶者や長子が務めることが多いですが、家族の状況に応じて柔軟に決定します。

連絡先リストには、親族、友人、職場関係者、故人が加入している団体や組織の連絡先を整理しておきます。電話番号だけでなく、メールアドレスやSNSのアカウント情報も含めておくと、迅速な連絡が可能です。

また、故人の希望する葬儀の形式や規模、宗教・宗派、遺影に使いたい写真などを聞いておくことで、いざという時に故人の意向を反映した葬儀を執り行うことができます。

喪主の服装や髪型・アクセサリーのマナー

喪主の服装は、通夜と葬儀・告別式ともに正式な喪服を着用するのが基本です。男性は黒のスーツに白いシャツ、黒のネクタイと靴を着用します。女性は黒のワンピースやスーツ、黒のストッキングと靴を選びます。

髪型は清潔感を重視し、派手な髪色や極端なヘアスタイルは避けるのがマナーです。女性の場合、長い髪はまとめて、控えめな印象にするとよいでしょう。アクセサリーは結婚指輪や真珠のネックレス程度にとどめ、華美な装飾品は避けます。

喪主は参列者を代表する立場であるため、服装や身だしなみに配慮し、故人を敬う姿勢を示すことが大切です。靴やバッグも光沢のない黒色のものを選び、全体的に落ち着いた印象を心がけましょう。

香典や費用の管理ルールと記録の付け方

香典の管理は、透明性と正確性が求められます。受け取った香典は、芳名帳に記載された氏名と金額を照合しながら、一覧表に記録します。金額と氏名、住所を正確に記録することで、後の香典返しや礼状の送付がスムーズになります。

香典は金庫や鍵のかかる場所に保管し、複数人で管理することが望ましいです。受付係と喪主、または会計担当者が連携して、受け取りから保管、記録までの流れを明確にしておきます。

葬儀費用についても、見積もりから実際の支払いまでの記録を残し、領収書や明細書を整理して保管することで、後の会計報告や税務処理に備えることができます。

家族や親族との役割分担の決め方

葬儀や法要の運営は、喪主一人で全てを担うのではなく、家族や親族と役割分担をすることが大切です。受付係、会計係、案内係、接待係など、それぞれの役割を明確にして依頼します。

役割分担を決める際には、各人の得意分野や都合を考慮し、無理のない範囲で依頼することが重要です。事前に打ち合わせを行い、当日の動きや連絡方法を確認しておくと、スムーズな連携が可能になります。

親族間での役割分担を明確にすることで、喪主の負担を軽減し、家族全体で故人を送る体制を整えることができます。感謝の気持ちを伝えながら協力を求めましょう。

喪主の心構えと体調管理のポイント

喪主は精神的にも肉体的にも大きな負担がかかる役割です。悲しみの中でも多くの決断や対応を求められるため、自分自身の心と体の状態に注意を払うことが大切です。

無理をせず、休息を取る時間を確保しましょう。葬儀社や家族のサポートを積極的に活用し、一人で抱え込まないことが重要です。食事や睡眠を十分に取り、体調を整えることで、重要な場面で冷静な判断ができるようになります。

また、悲しみや不安を感じることは自然なことです。感情を抑え込むのではなく、信頼できる家族や友人に話を聞いてもらうことも大切です。自分自身を労わりながら、喪主としての役割を果たすことを心がけましょう。

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まとめ

喪主として担う役割は、逝去直後の連絡や手続きから始まり、葬儀の運営、その後の法要や相続手続きまで多岐にわたります。各段階で期限のある手続きや重要な決断が求められるため、やるべきことを整理し、計画的に進めることが大切です。

  • 逝去直後は死亡診断書の受け取り、遺体の搬送、葬儀社への依頼、訃報の連絡が優先される
  • 通夜と葬儀では喪主挨拶、受付管理、火葬場での手続きなど、式の進行に関わる役割を担う
  • 葬儀後は費用の精算、役所での手続き、香典返し、法要の準備を順次進める
  • 服装や香典管理などのマナーを守り、家族との役割分担と体調管理を大切にする

喪主としての役割は決して簡単ではありませんが、葬儀社や専門家のサポートを活用しながら、一つ一つの手続きを確実に進めることで、故人を心穏やかに送り出すことができます。わからないことがあれば遠慮なく相談し、家族や親族と協力しながら進めていきましょう。

葬儀費用の不安解消と安心できる葬儀の実現には、明確な料金体系と充実したサポート体制の両立が求められます。ちゃんとしたお葬式では、必要なものが全て含まれた定額プランをご用意しております。参列者によって変動するおもてなし費用や式場利用料以外には追加料金を一切いただかず、明瞭な料金でご家族に寄り添います。大切な方とのお別れを心穏やかに迎えていただくため、葬儀に関するご相談はこちらから無料でお問い合わせください。

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